スタッフブログ
2022.07.23
鉛作業主任者技能講習を受講しました!
いつもお世話になっております!
広報担当の髙濵です!
23日今日は土曜の丑の日という事で
うな重をごちそうしていただきました!
うなぎは旨い!食べてだんだんと減っていくうな重を見ていると
寂しくなります...。
ごちそうさまでした!!
先日2日間、【鉛作業主任者】の技能講習を受講してきました!
多分多くの人がなんで塗装業者が鉛?と思われる方も多いと思います。
実際僕も入社するまで知らなかったですしね...(笑)
弊社のように橋梁塗装等を行わなければあまり関係ないのですが
昔、橋梁や歩道橋などに使われていた塗料には今では危険物質として扱われる【鉛】【PCB】等が多く含有しているのです。
旧塗膜の除去を行う際には無防備で作業となると大量の鉛を体に取り込む事になる為、
国が安全対策を義務付け、鉛を取り扱う作業には主任者をつけなさいと決まっているわけです。
↑【国分寺歩道橋 塗膜除去の様子】
これは以前行っていた国分寺歩道橋補修工事の写真ですが、新しく塗装を行う前に
元の塗膜を除去している状況です!
サンダー等で削れば早いのではと感じるのですが、
鉛を含有している塗膜を乾燥状態削れば粉塵として舞い上がり作業員及び近隣に危険を及ぼすため
必ず【塗膜剥離剤】を用い柔らかくなったとまくスクレーパー等で削ぎ取るような湿式工法(塗膜を湿潤させる工法)が
原則となります。
作業員も見ての通り、【電動ファン付呼吸用保護具】【化学防護服】【化学防護手袋】等
体に鉛が付かないよう(吸い込まないよう)厳重な安全管理が求められ
削いだ塗膜も漏れなどが無いよう厳重に管理し、最終は埋め立て処分となります。
皆さんが日頃目にしている歩道橋の補修工事の足場内では日々危険物質と戦っているのです...。
塗り上がると通行人の方等も綺麗になったねぇ~♪なんて声をかけてくださり大変嬉しいのですが
実は色を塗る前って大変な作業をしているんだよ~としてもらえればと思います!
ではまた、ご安全に!